南木曽ろくろ細工展無事終了しました

3/8（金）~3/20（水）から東京　青山スクエアにて行われました南木曽ろくろ細工展が無事終了いたしました。たくさんの方々に足を運んで頂きまして、感謝の気持ちでいっぱいです。青山スクエアの催事ですが、約2年ぶりの参加になります。2年前と大きく変わり、海外の方の入場が本当に多くなったなと実感しています。また、日本の伝統工芸の良さを改めて感じとって頂けているのかなとお客様とのやり取りで感じました。しかし、課題も多くあります。ろくろと聞くとどうしても陶器の方を想像されがちで、ろくろ細工の認知度は3割も満たない事を感じました。ライフスタンスの変化に伴い工芸品が売れなくなってきている中で、私達は今後どのような動きをしていかなければならないのか大きな課題が残ったのも事実です。「江戸切子」のような誰しもが耳にしているようなブランドを目指していかないと、今後の南木曽ろくろ細工の存続は厳しいものになると思います。そのためには、ろくろ産地の人間が今ある現状に危機感を持ち、変えていかないといかなければなりません。まずは、ろくろ細工の認知をあげて、もっと多くの方にろくろ細工の商品を知ってもらい、商品の良さを知って頂かないといけないと思います。まだまだ悩みは尽きませんが、今やれる事、どんなに小さな事でも構まないのでチャレンジしていく姿勢を念頭に入れ、活動していきたいと思っています。今こうやってヤマイチが存続できるのも、皆様の支えがあっての事だと思っています。その気持ちを忘れずにこれからも温かい目で見守って頂けますと幸いです。今後ともヤマイチをどうぞ宜しくお願い致します。